「LINE公式アカウントって、大きい企業が使うものでしょ?」
そう思っている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
でも実は、個人事業主や小さなお店にこそ相性がいいツールなんです。僕は副業でITコンサルをやっていて、LINE公式アカウントの構築もこれまでに何件かお手伝いしてきました。
そのなかで感じたのは、「LINEはお客さんとの距離を一気に縮めてくれる」ということです。メールよりも開封率が高く、チャット感覚でやりとりできるので、お客さんの反応がまるで違います。
この記事では、LINE公式アカウントの始め方を3ステップで説明しつつ、個人事業主が実際に使える活用事例も紹介していきます。
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LINE公式アカウントとは?個人事業主こそ使うべき理由
LINE公式アカウントは、LINEが提供しているビジネス用のアカウントです。お店や企業がお客さんにメッセージを送ったり、クーポンを配信したり、予約を受け付けたりできます。
「それ、普通のLINEじゃダメなの?」と思うかもしれませんが、個人のLINEをビジネスで使うのはトラブルのもとになりやすいんですよね。プライベートの連絡と混ざるし、友だちの数が増えると管理しきれません。
LINE公式アカウントを使えば、ビジネス専用の窓口としてLINEが使えます。しかも、無料プランでも月200通までメッセージを送れるので、小規模な事業ならコストゼロで始められます。
僕がLINE構築をお手伝いしたクライアントさんの中には、リラクゼーションサロンのオーナーさんがいました。それまでは電話とメールで予約を受けていたんですが、LINE公式に切り替えたことで予約の手間が減って、リピーターのお客さんとのやりとりもスムーズになったそうです。
個人事業主にとってのメリットをまとめると、こんな感じです。
- 無料で始められる:月200通まではフリープラン(0円)で使えます
- 開封率が高い:メールの開封率が10〜20%に対して、LINEは60%以上といわれています
- お客さんとの距離が近い:チャット形式なので、気軽にやりとりできます
- 自動化がしやすい:あいさつメッセージやステップ配信で手間を減らせます
LINE公式アカウントの始め方
アカウントの開設はとてもシンプルです。スマホでもパソコンでもできますが、設定をしっかりやるならパソコンがおすすめですね。
STEP① LINE公式アカウントを作成する
まず、LINE公式アカウントの公式サイト(https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/)にアクセスします。
「LINE公式アカウントをはじめる」ボタンをクリックして、LINEビジネスIDでログインします。個人のLINEアカウントでもログインできるので、新しくIDを作る必要はありません。
ログインしたら、アカウント名や業種を入力していきます。アカウント名はお店や事業の名前にしておくのがいいですね。あとから変更もできるので、そこまで悩まなくて大丈夫です。
STEP② プロフィールを設定する
アカウントを作ったら、管理画面(LINE Official Account Manager)にログインできるようになります。
ここで最初にやっておきたいのが、プロフィールの設定です。具体的には、以下の3つを整えておきましょう。
- プロフィール画像:お店のロゴや、あなたの顔写真がおすすめです
- ステータスメッセージ:20文字以内で、何をやっているかを一言で伝えましょう(例:「〇〇市の整体院|肩こり・腰痛専門」)
- 基本情報:住所や営業時間、Webサイトがあれば入力しておきます
プロフィールがしっかりしていると、友だち追加してくれた人に安心感を与えられます。ここは手を抜かずに設定しておくのがポイントです。
STEP③ あいさつメッセージを作る
友だち追加してくれた人に自動で送られるのが「あいさつメッセージ」です。これがけっこう大事なんですよ。
最初のメッセージで「このアカウントをフォローしてよかった」と思ってもらえれば、ブロックされる確率がグッと下がります。
おすすめの構成はこんな感じです。
- 感謝の一言:「友だち追加ありがとうございます」
- 自己紹介:何をやっているアカウントかを簡潔に
- メリットの提示:このアカウントを登録しているとどんないいことがあるか
- 次のアクション:クーポンを送る、メニューを案内するなど
ちなみに、あいさつメッセージは管理画面の「トークルーム管理」→「あいさつメッセージ」から設定できます。テンプレートも用意されていますが、自分の言葉で書いた方がお客さんには響きますね。
個人事業主が使えるLINE公式アカウントの活用事例5選
「アカウントを作ったけど、何に使えばいいの?」という方のために、具体的な活用事例を5つ紹介します。
1. 予約受付・問い合わせ対応
LINE公式のチャット機能を使えば、お客さんからの予約や問い合わせをLINE上で受けられます。
電話だと営業時間外は対応できませんよね。でもLINEなら、お客さんは好きなタイミングでメッセージを送れるし、こちらも手が空いたときに返信できます。
僕がお手伝いしたサロンのオーナーさんは、「電話が鳴らなくなったのに予約が増えた」と喜んでいました。施術中に電話を取らなくてよくなったのも大きかったそうです。
2. クーポン配信でリピート促進
LINE公式には、クーポンを作成して配信する機能があります。紙のクーポンと違って、お客さんがスマホの中に持っておけるので忘れられにくいのがメリットですね。
たとえば「次回来店時10%OFF」のクーポンを、来店後にLINEで送る。これだけでリピート率が変わってきます。
3. ショップカード(デジタルポイントカード)
紙のポイントカードをLINE上で再現できる機能です。お客さんがカードを忘れる心配もないし、お店側も管理が楽になります。
設定も管理画面から簡単にできて、ポイント数や特典も自由にカスタマイズできます。飲食店やサロンとの相性がすごくいい機能です。
4. ステップ配信で自動フォロー
友だち追加してくれた人に、あらかじめ設定したメッセージを日数ごとに自動で送る機能です。
たとえばこんな流れで使えます。
- 1日目:お礼メッセージ+自己紹介
- 3日目:サービスの特徴を紹介
- 7日目:お客さんの声(口コミ)を紹介
- 14日目:初回限定クーポンを配信
一度設定しておけば、あとは自動で動いてくれるので、手間をかけずにお客さんとの関係を築けます。
5. リッチメニューでサイト誘導
トーク画面の下に表示されるメニューバーが「リッチメニュー」です。ホームページへのリンクや、予約ページ、メニュー一覧などを配置できます。
お客さんがLINEを開いたときに「何ができるか」がひと目でわかるので、迷わず行動してもらえるんですよね。
僕が構築を担当したアカウントでは、リッチメニューに「予約する」「メニューを見る」「アクセス」の3つを配置しました。これだけで問い合わせの内容が整理されて、対応がかなり楽になったと聞いています。
LINE公式アカウントの料金プラン【2026年版】
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。
| プラン | 月額料金 | 無料メッセージ通数 |
|---|---|---|
| コミュニケーションプラン | 0円 | 200通/月 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通/月 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通/月 |
最初はコミュニケーションプラン(無料)で十分です。友だちが50人いたとしても、月に4回メッセージを送れる計算になります。
友だちの数が増えてきて、メッセージ通数が足りなくなったらライトプランに上げればOKです。最初から有料プランにする必要はありません。
もっと活用したい人向け:LINE拡張ツール3選
LINE公式アカウントの基本機能だけでも十分使えますが、「もっと自動化したい」「細かい分析がしたい」という方には拡張ツールがあります。
僕がクライアントさんにおすすめしているツールを3つ紹介しますね。
プロラインフリー
プロラインフリーは、LINE公式アカウントにステップ配信やシナリオ分岐などの高度な機能を追加できるツールです。
一番の特徴は、フリープランが用意されていること。無料でもステップ配信が10個まで使えるので、まずは試してみたいという方にはぴったりです。
有料プランに切り替えると、配信数やシナリオの上限がなくなります。ただ、個人事業主で友だちが数百人程度なら、フリープランでもかなりのことができますよ。
エルメ(L Message)
エルメは、LINE公式アカウントの機能を拡張するマーケティングツールです。管理画面がわかりやすくて、初心者でも操作しやすいのが特徴ですね。
フリープランがあるので、まずは無料で試せます。有料プランに上がると、フォーム作成や予約管理、決済連携などの機能が使えるようになります。
サロンや教室など、予約が必要なビジネスをやっている方に向いているツールです。
Lステップ
Lステップは、LINE公式アカウントの拡張ツールとしては最も知名度が高いです。セグメント配信や詳細な分析など、マーケティング寄りの機能が充実しています。
無料プランもあるので、まずは試してみることができます。有料プランはセグメント配信や詳細な分析など、マーケティング寄りの機能がフル活用できます。ある程度LINEの運用に慣れてきて、「もっと本格的にやりたい」となったタイミングで検討するのがおすすめです。
LINE公式アカウントを始めるときの注意点
最後に、始める前に知っておきたい注意点をいくつか挙げておきます。
友だち追加の導線を作っておく
アカウントを作っただけでは、誰も友だちになってくれません。ホームページにLINEの友だち追加ボタンを設置したり、お店にQRコードのポップを置いたりして、導線を作っておく必要があります。
WordPressでサイトを作っているなら、固定ページやサイドバーにボタンを設置するのが簡単ですね。
👉 ▶ 個人事業主がWordPressでホームページを作る手順【完全ガイド】
メッセージを送りすぎない
通数を気にして毎日メッセージを送る方がいますが、これは逆効果です。お客さんにとっては「通知がうるさい」と感じてブロックされてしまいます。
目安としては、週1〜2回程度がちょうどいいですね。内容のあるメッセージを、適度な頻度で送るのがコツです。
アフィリエイト目的での利用はNG
LINE公式アカウントの規約では、アフィリエイトリンクの配信は禁止されています。アフィリエイト目的でアカウントを作ると、最悪の場合アカウントが凍結されるので注意してください。
あくまで自分のビジネスの集客・顧客管理ツールとして使うのが正しい使い方です。
まとめ:まずは無料で始めてみよう
LINE公式アカウントは、個人事業主にとってコスパの高い集客ツールです。無料で始められて、予約受付・クーポン配信・ステップ配信など、ビジネスに必要な機能が一通り揃っています。
僕がこれまで副業でLINE構築をお手伝いしてきた経験から言えるのは、「まずは作ってみること」が大事だということです。設定に完璧を求めすぎて、いつまでも始められない人が多いんですよね。
最低限やるべきことは、この3つだけです。
- アカウントを作る
- プロフィールを整える
- あいさつメッセージを設定する
ここまでやれば、あとはお客さんに友だち追加してもらうだけ。まずは無料プランで始めてみて、使い方に慣れてきたら拡張ツールの導入も検討してみてください。
もしWordPressでホームページを持っているなら、サイトとLINEを連携させることで集客の幅がさらに広がります。ホームページの作り方はこちらの記事で詳しく説明しているので、あわせて読んでみてくださいね。
