冬になると空気の乾燥が気になりますよね。特にオフィスはフロア全体を暖めるため、暖房をフル稼働で空気がカラカラ。
人が快適と感じる湿度は、だいたい40%から60%と言われています。
しかし、暖房を使用したオフィスでは40%以下になってしまうので、肌や喉を傷めてしまう原因に。
その対策として、加湿器を使用してオフィス内の乾燥を防ぎたいと考える方も多いですよね。
では、加湿器を置く場所によって効果が大きく変わってくるのを知っていますか?
せっかく使用するなら効果的に加湿器を使いましょう。
また、デスクの上で使用する人が増えている、卓上加湿器の効果も気になるところ。
この記事では、オフィスで加湿器を置くべき場所と卓上加湿器の効果を解説します。
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加湿器を置くべき場所は?
加湿器はどこに置いてもある程度は湿度を高めることはできますが、せっかく置くなら効果的に加湿できる場所に置きたいですよね。
オフィスだと置ける場所が限られてしまいますが、置き場所をちょっと見直すだけで効果がアップします。
机や棚の上などの高い場所
加湿器の設置場所は、机や棚の上など床から70cm~100cmの高さがおすすめです。
湿気は空気より重く下に向かっていくため、座った時の人の頭の位置より高い場所に設置することで、効率よく加湿することができます。
また、低い場所に設置すると効率よく加湿されないだけでなく、結露やカビの原因にもなってしまうので注意しましょう。
エアコンの風が直接当たらない場所
エアコンの乾燥した暖かい風が直接当たらない場所に置くのも重要です。せっかく加湿したのに、すぐに乾燥した風が当たってしまっては加湿したいのか乾燥させたいのか分かりませんよね。
加湿した空気を広範囲に循環させたい場合は、加湿器の横にサーキュレーターなどを置きましょう。
暖房で温まった空気と加湿した空気が循環するので、暖房・加湿の効果が効率よく得られるので一石二鳥ですね。
卓上加湿器は使ったほうがいい?
卓上加湿器の効果は?
最近は、自分のデスクの上に卓上加湿器を置いている人が増えてきました。USBタイプのものはコンパクトでデスクに置いてあっても邪魔にならないのでおすすめです。
でも、卓上加湿器の効果はどれぐらいあるの?と気になっている人も多いはず。
結論を言ってしまうと、卓上加湿器をただデスクの上に置いて使用しているだけだと、あまり効果は期待できません。
これは、卓上加湿器で水蒸気を発生させたとしても、空気中に拡散してしまうからです。
卓上加湿器の効果の範囲は0.6畳~2畳ほどなので、デスクに置いて効果を得るには少し工夫が必要です。
まず、効果が得にくい理由は、加湿した空気が自分と逆方向にも流れてしまうから。加湿した空気が全て自分に流れてくれば効果が得られるというわけです。
「結局どういう加湿器を使えばいいの?」という人におすすめなのがこちら。
スチーム式
スチーム式で、蒸気が上ではなく斜めに噴き出すタイプのものは、自分に向けて使用できるのでおすすめです。
気化式
本体内のフィルターに水を湿らせて、加湿した空気をファンで送風するのでタイプです。スチーム式のように蒸気が出ないので、仕事中に使用していても気になりません。
加湿された空気が自分に向けて送られてくるのでおすすめです。
卓上加湿器はパソコンに影響ない?
卓上加湿器を使用していて、パソコンに影響ないの?と気になる人も多いのではないでしょうか。
パソコンは、湿度8%~80%以下の環境で使用するよう記載されているものがほとんどです。
そのため、普通に使用する分には気にしなくて大丈夫です。
しかし、水をパソコンにこぼしてしまう可能性のある置き方や、蒸気が直接パソコンに当たるような使い方をしないよう注意しましょう。
加湿器はこまめに掃除をしましょう
ここまで解説してきたことを実践して、加湿器の効果を高めたことで注意しなければならないのが加湿器の掃除です。
水に触れている以上、カビの発生はどうしても避けられません。
せっかく加湿器の効果を高めたのに、加湿した空気にカビなどが混ざっていたらと思うとゾッとしますよね。
なので、加湿器はこまめに掃除をするように心がけましょう。
加湿器の掃除の仕方はこちらの記事もチェック
加湿器の掃除はどうすればいい?クエン酸で水垢までしっかり洗浄!
まとめ
今回はオフィスで加湿器を置くべき場所と卓上加湿器の効果を解説しました。
せっかく置いた加湿器の効果をしっかり得るためにも、もう一度効果を高めるポイントをおさらいしましょう。
・机や棚の上などの高い場所に置く
・エアコンの風が直接当たらない場所に置く
・卓上加湿器はスチーム式や気化式のタイプで自分に向けて使用する
・加湿器はこまめに掃除する
この記事を参考にしていただき、加湿器の効果を上げることで少しでも乾燥から肌や喉を守り、快適な仕事環境で過ごしてください。
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