新卒入社・中途入社どちらにしても入社した時の不安は多いもの。部署内の人とうまくやっていけるのか、挨拶はどんな風にすればよいのか、あれこれ考え込んでしまいます。
特に入社初日は、自分がどんな人か覚えてもらう重要な日。しかし朝礼などで挨拶をしても、緊張で早口になってしまっていたり、離れた人には聞こえづらかったりと一度で覚えてもらえないこともありますよね。
そんな時はメールでも自己紹介を含め、自分がどんな人か、仕事への意欲などを書いて送ると覚えてもらいやすくなります。
この記事では、入社の挨拶メールの書き方やマナー、入社の挨拶メールの例文をご紹介します。
入社の挨拶メールの書き方とマナー
挨拶メールは入社初日に送る
入社の挨拶メールは入社した日に部署内の人に向けて送っておき、あなたの人柄や経歴を覚えてもらいましょう。仕事でのコミュニケーションが取りやすくなったり、歓迎会を開いてもらう前に自分の情報を知っておいてもらった方が何かとスムーズです。
件名は分かりやすく具体的に書く
ビジネスメールは、件名を見ればどんな用件かある程度理解できるような、分かりやすく具体的に書くのが基本です。
下記のように書くと入社の挨拶だと一目で分かりますね。
・件名：入社のご挨拶
・件名：配属のご挨拶
メール本文の初めに自己紹介を明記する
挨拶メールの本文冒頭で、まずは自己紹介文を書きましょう。入社日とともに下記項目を明記し、部署内の人にあなたの情報を伝えると会話のきっかけにもなります。
・配属先+氏名：配属先の部署名を正式名称で書き、苗字・名前を省略せずに書く。平仮名で読み方を書いておくと、より覚えてもらいやすくなります。
・経歴：出身地や出身高校・出身大学などの最終学歴を書きましょう。中途入社の場合は、前職の業務内容を書ける範囲で触れておきましょう。プライバシーや企業に関する情報のため、無理に書く必要はありません。
・人柄：自分の長所・短所を明記する。
仕事への意気込みを添える
入社したばかりのあなたは、早く仕事を覚えて頑張っていこうという気持ちが強いですよね。その仕事に対する前向きな気持ちや意気込みを書きましょう。ただし、意気込みを伝えたいからといって、あまり長々と書くのは好ましくありません。あくまでもメールでは簡潔にまとめましょう。
また、仕事に慣れるまでは作業に時間がかかってしまったり、ミスをしてしまうなど周囲に迷惑をかけてしまうこともありますよね。今後お世話になる方に対し、断りを入れる一文を書き、配慮を示すことが社会人のマナーです。
入社の挨拶メールの例文
新卒入社の例文
件名：入社のご挨拶
営業部の皆様
突然のメールにて失礼いたします。
本日〇月〇日より入社いたしました、
△△△△(読み仮名)と申します。
3月に〇〇大学(高校)〇〇学部(学科)を卒業し、
この度、営業部への配属となりました。
仕事では私の長所である、
根気強く物事に向き合うことができる点を生かし、
責任感を持って取り組んで参ります。
皆様にはご迷惑をおかけすることもあると思いますが、
一日でも早く仕事を覚え、皆様のお役に立てるよう
頑張りますのでご指導の程よろしくお願いいたします。
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署名
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中途入社の例文
件名：入社のご挨拶
営業部の皆様
突然のメールにて失礼いたします。
本日〇月〇日より入社いたしました、
△△△△(読み仮名)と申します。
本来であれば、皆様お一人お一人に直接挨拶すべきですが、
まずはメールにて失礼いたします。
前職では〇〇関連の技術職として〇年間担当しておりました。
前職とは違う職種のため皆様にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、
一日も早く戦力となれるよう精一杯務めて参りますので
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
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署名
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まとめ
今回は、入社の挨拶メールの書き方やマナー、入社の挨拶メールの例文をご紹介しました。
自分がどのような人か早く覚えてもらうためにも挨拶メールは重要です。挨拶メールで良い印象を持ってもらえるように、挨拶メールの書き方のポイントをおさらいしましょう。
・挨拶メールは入社初日に送る
・件名は分かりやすく具体的に書く
・メール本文の初めに自己紹介を明記する
・仕事への意気込みを添える
この記事を参考にしていただき、新入社員にとって第一歩となる重要な入社の挨拶メールの書き方を覚えていきましょう。
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